どうなる?ベトナム自動車業界と技能実習制度

更新日:8月30日

 私は今の仕事をする前、10年程トラックの整備士をしていました。長年自動車業界に身を置いてきた私の目から見た今のベトナムの自動車業界と技能実習制度のあり方についてお伝えしたいと思います。


 ベトナム自動車工業会(VAMA)によると、2020年の新車販売台数は前年比7.8%減の29万6,634台でした。(韓国系のヒュンダイ・タインコンと地場のビンファストは独自の基準で発表がされているためこの数字には含まれない)ヒュンダイ・タイコンとビンファストを加えた推計値では41万台にのぼると言われています。


 ベトナムでも新型コロナウイルスの感染は深刻で、2020年1月下旬に新型コロナウイルス感染が発覚して以降、警戒感が高まり、外出の自粛など人々の行動にも影響が出始めました。3月には欧米からの帰国者経由で市中感染が広がり、政府は4月にベトナム全土で外出制限を伴う社会隔離措置を適用しました。この措置下では、不要不急の外出が制限され、自動車販売店も一時的に休業せざるを得ない状況となりました。

 感染拡大の収束傾向とともに販売台数が右肩上がりに伸び、2020年10~12月は前年同月比がプラスに転じた模様です。


 ベトナム国内のブランドシェアはヒュンダイ・タインコンとトヨタの2社が上位を占めています。ちなみに日系ブランドのシェアは約50%とかなり高いシェア率を誇っています。


 この日系ブランドの高い人気がベトナム人が日本で自動車整備を学びたいと思う大きな要因の一つです。今はコロナの影響で日本に来ることはできませんが、世界的にワクチンが普及し以前の状況に戻った際には一気にベトナム人が日本に来たいという熱が高まるのではと思っています。


 日本の人手不足は今後益々深刻になっていきます。自動車整備業界も例外ではありません。むしろより厳しい業界の一つに数えられるでしょう。その時になって手を打つのか、今から準備しておくかで大きな違いがでてきます。今何ができるのか、しっかりと考えていきましょう。

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