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外国人にとって働きたい職場とは -1-

更新日:2023年5月26日

 現在、外国人技能実習制度等については国の有識者会議でその在り方を見直している最中ですが、我が国の多くの産業にとって外国人労働者の必要性は依然高まっており、そうした点からも門戸を閉ざす方向性は全く考えられません。

 受け入れ制度の子細が変わっても、外国人にとって「働きたい職場の条件」が変わる訳ではありません。今回以降、私のコラムではこの点を整理してみたいと思います。

 働きたい日本の職場が備える条件は以下のようなものがあります。挙げる条件はいずれも重要ですが、私は1-5の順に重要であると考えています。


1.労働条件と待遇: 当然ですが外国人労働者は、公正な労働条件と適正な待遇を求めます。適切な賃金・福利厚生、労働時間や休暇制度の遵守、安全な労働環境の提供などが、働きやすい職場にとって重要で必須の要素です。この点が整備されない職場は、受入が困難だと諦めるべきでしょう。

2.多文化共生の推進: 多様な文化やバックグラウンドを持つ人々が共に働く職場では、多文化共生を推進する取り組みが重要です。差別や偏見のない環境づくり、相互尊重や柔軟な対応、異なる意見やアイデアの受容などが求められます。

3.コミュニケーションと言語サポート: 日本語が母国語ではない外国人労働者にとっては、職場でのコミュニケーションや言語の壁が課題となることがあります。働きやすい職場では、適切な言語サポートが提供されることが重要です。これには、日本語の教育プログラムや通訳・翻訳のサービス、コミュニケーションの円滑化を図るための努力が含まれます。

4.カルチャーサポート: 日本の職場文化や慣習に慣れることは、外国人労働者にとっての課題です。働きやすい職場では、異文化理解のためのトレーニングやカルチャーサポートが提供されることが望まれます。これには、日本のビジネスマナーや職場のルールに関する教育、異文化交流の機会の提供などが含まれます。

5.キャリア開発のサポート: 外国人労働者も、自身のスキルやキャリアを発展させたいと考えています。働きやすい職場では、スキルトレーニングやキャリア開発の機会が提供され、個人の成長をサポートする仕組みが整っています。


 次回以降、それぞれの条件要素についてさらに詳しく堀り下げたいと思います。

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