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外国人にとって働きたい職場とは -2- 『労働条件と待遇』

 先のコラムでは5つの条件を示しましたが、その内の『労働条件と処遇』について少し深堀りします。特に外国人労働者を対象とした場合の留意点は以下の通りです。


1)給与水準: 外国人労働者は、公正な給与を求めます。適正な給与水準は、業種や職種によって異なりますが、同じ職務を担当する日本人労働者と比較して適切な報酬を受け取ることが望まれます。また、労働市場の水準や生活費を考慮して、十分な給与が支払われることも重要です。また「手取り額」がいくらであり何が控除されるのかを理解してもらうことで無用な不信感を取り除くことも大切です。


2)労働時間と休暇: 外国人労働者は、適切な労働時間と休暇制度を求めます。法定労働時間や労働基準法に基づき、長時間労働を避けるためのルールが守られていることが重要です。また、十分な休暇を取ることができる制度や、年次有給休暇の取得が保障されていることも望まれます。こうした点は日本人と同じです。ただし人によってはしかり稼ぐために残業を望む人もいますから、採用時にも確認しておくことがミスマッチの防止にもつながります。


3)労働環境と安全対策: 安全で健康的な労働環境が提供されることも外国人労働者にとって重要な要素です。職場内の安全基準や労働災害防止策が整備されていること、適切な保護具や設備が提供されていることが求められます。特に日本人程は日本語を理解できない人が多い外国人に特別な配慮をすることは、労働災害を防ぐと共に職場に対する信頼感につながります。


4)社会保険と福利厚生: 外国人労働者は、社会保険や福利厚生制度への加入が保証されていることを望みます。健康保険や労災保険、雇用保険などへの適切な加入が行われ、また退職金や年金制度などの福利厚生も提供されると理想的です。ただし、制度の内容や給与から差し引かれる金額、また病院などでの健康保険の利用方法、脱退一時金などを取り戻す方法など、職場に入る前から十分理解してもらう機会を作り、その後もサポート体制を提供することが望まれます。

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