日本語能力試験と技能実習生の日本語のレベル

更新日:4月23日



 日本語能力試験は、日本語を母語としない人の日本語能力を測定し認定する試験として、1984年に開始され、2019年の受験者数は、国内では約24万人、海外では38万人にのぼり、世界最大規模の日本語の試験と言われています。

 日本語能力試験には、難しい順に、N1、N2,N3、N4、N5の5つのレベルがあります。もちろん個人差がありますが、日本に初めてやってくる実習生の日本語レベルは、N3からN4と言われていて、一般的に自国で日本語を約半年間勉強してから来日します。来日後は約2ヶ月研修施設で日本語や日本での生活習慣、文化について勉強します。

 ちなみに、N4は、基本的な日本語を理解することができるレベルで小学校低学年と同様のレベル、N3は、日常的な場面で使われる日本語をある程度理解することができる小学校中高学年レベルです。

 日常会話レベルということは、工場ラインや飲食業の現場などで使われる専門用語は初めて耳にする単語になります。単語を覚えるだけでも実習生にとっては大きな負担となるため、日本語会話レベルを上げることは非常に困難であります。

 言語は反復練習が大切です。職場の仲間同士でのコミュニケーションばかりでは、折角覚えた日本語が上達どころか、下手になってしまうことに繋がりかねません。

 職場において、経営者が先導して、実習生と日本人スタッフとのコミュニケーション量を増やす取組を定期的、継続的に行ったり、日本語能力評価制度を設け、実習生のモチベーションを高める取組を行ってはいかがでしょうか。


日本語能力試験

https://www.jlpt.jp/index.html


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